耐用年数はどれくらい?
耐用年数はどれくらいか。
この質問に答えるのはとても難しいです。
太陽光発電は10年20年30年40年とつきあっていくもの。
その間に地震や台風が起こることもありますし、
周囲の環境によって大きく変わるからです。
取替え確率
以前の記事でも述べましたが、太陽光発電設置10年以内に
修理や取替えが必要になる世帯数は、全体の13パーセントくらいです。
私はこの数字を知ったとき、
「え、こんなに多いの?!」と思いました。
まさか全体の1割を超える数だとは思っていなかったからです。
これは「耐用年数」とは違いますが、覚えておくべき数字と言えます。
専門家に聞いたところ、
「20年でも30年でももつけれど、
業者として胸を張って自信を持って『大丈夫』と明言できるのは、
15年くらい。でも30年くらいは働くよ」とのことでした。
保障期間
耐用年数を考えるとき、必ず話題に上るのが「保障期間」です。
太陽光発電は法律によって最低10年の保証期間が定められています。
でも、ここでこう思うひともいるでしょう。
「10年? 20年とか25年とか聞いたけど」
この疑問はもっともです。
実は太陽光発電には「二つの保証」があるんです。
周辺機器の保証
まず一つ目は周辺機器の保証。これが「10年」の方です。
9割以上のメーカーが10年で区切っていますね。
モジュールの出力保証
次はモジュールの出力保証。これが「20年、25年」の方です。
太陽光発電装置は年々効率がおちていきますが、この保証は、
「この年数の間は、公称出力数の、
80パーセント~90パーセントの出力があることを保証します」
というものです。
これ以下になると取り変えてくれる、ということです。
私も実際にやった3つのステップでお得な太陽光発電生活♪
まずは、太陽光発電について、ある程度勉強をしましょう。
専門家並に勉強する必要はありませんが、
知識がないと、業者の方の話も理解できないですし、
自分のニーズと合わない工事になることもあります。
太陽光発電の基礎知識は下記で学べます。
一通り、知識を学んだと言っても、いきなり業者やメーカーを決めてはいけません。
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必ず複数の業者に見積もりを取っておきましょう。
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