売電価格はどれくらい?
「太陽光発電では電気を売ることができるんだよね。
じゃあ売電価格はどれくらいなの?」
これはとてもシンプルな疑問です。
でもこの話、ちょっとだけややこしいんです。
2018年度の売電価格
1日の発電量は大体9kwですので(愛知県で3kwのパネル・9月で計算)
毎日26×9=234円の売り上げになり、30日で7020円となります。
ただし、これには二つの「落とし穴」があります。
まずは一つ目。
つまり、電気を毎月240kw消費していれば、
270kw(30×9kw)―240kw=30kwで、
30Kw分しか売れないというわけ。
ただ、「家での電気料が無料になった上で、現金収入も入る」
ということにはかわりがありません。
(使用電力>発電量になったら、出た分だけ請求されます)
尚、「相場を知りたい」で紹介した売値に関しては、
「無料になった電気料金+現金収入」の総合価格です。
2017年度の売電価格は、1kw28円でした。
2017年度に導入したひとは、2018年度になって売電価格が下がっても、
このときの価格が10年間保証されます。
つまり2017年の3月に導入したひとは、
2016年度の売電価格の1kw31円で、10年間売電できます。
しかし2017年の4月に導入したひとは、
28円で10年間売電することになります。
導入時期 | 10年間の売電価格 |
---|---|
2017年3月~ | 31円 |
2017年4月~ | 28円 |
太陽光発電の導入は早いほどお得!
売電価格は毎年下がっていっているので、早めの導入をおすすめします。
引き続き、1日の発電量は大体9kwと想定すると、以下のように、
現金収入の見込みは、早ければ早いほど得られることが分かります。
導入時期 |
売電価格 |
月々の現金収入 |
10年間の現金収入 |
---|---|---|---|
2017年4月~ |
28円 |
7,560円 |
907,200円 |
2018年4月~ |
26円 |
7,020円 |
842,400円 |
2019年4月~ |
24円 |
6,480円 |
777,600円 |
※電気の使用量は含めず計算しています
いかがでしょう?
2018年度内に申し込んでおけば、10年間で842,400円の収入が見込めますが、
2019年度だと、777,600円になってしまいます。
つまり、やることは同じなのに、導入するタイミングが違うだけで、
64,800円も損してしまうんです。
64,800円もあれば、家族で旅行にもいけますし、
エアコンや洗濯機等、家電の買い替えにも充てられます。
下手な節約をするよりも、よっぽど経済的なんですね。
私も実際にやった3つのステップでお得な太陽光発電生活♪
まずは、太陽光発電について、ある程度勉強をしましょう。
専門家並に勉強する必要はありませんが、
知識がないと、業者の方の話も理解できないですし、
自分のニーズと合わない工事になることもあります。
太陽光発電の基礎知識は下記で学べます。
一通り、知識を学んだと言っても、いきなり業者やメーカーを決めてはいけません。
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必ず複数の業者に見積もりを取っておきましょう。
1社、2社だけで決めてしまうと、絶対に損をしてしまうので、要注意!
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